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最先端のスマートシティで未来のライフスタイル創造へ

大規模複合施設「東京ポートシティ竹芝」

4 質の高い教育をみんなに 8 働きがいも経済成長も 9 産業と技術革新の基盤をつくろう 11 住み続けられるまちづくりを 15 陸の豊かさも守ろう 17 パートナーシップで目標を達成しよう
「東京ポートシティ竹芝」の緑豊かなスキップテラスにて
一般社団法人Cip協議会 City & Tech 委員会 委員長 石戸奈々子さま 東急不動産株式会社 花野修平

INTERVIEW

世代を超えて語り継がれる街をつくる

東急不動産株式会社 都市事業ユニット 都市事業本部 スマートシティ推進室 課長補佐
花野 修平

東京湾を望む「海の玄関口」、そして羽田空港から至近の「空の玄関口」にある竹芝で、私たちは2013年から、都有地を活用した国際ビジネス拠点づくりを進めてきました。「デジタル×コンテンツ」を軸に、世界中の人、情報、ビジネスをつなぎ、職住近接による新たなライフスタイルの創出をめざすプロジェクトです。今年9月には、オフィスとレジデンスを備えた「東京ポートシティ竹芝」が開業。オフィスタワーにはソフトバンク株式会社が入居し、最先端のテクノロジーを活用したスマートシティの共創に取り組んでいます。

緑や海に囲まれ、住宅や学校があり、オフィスもホテルも劇場もある竹芝は、多彩な都市機能がまとまった街です。このコンパクトなエリアに、多様な魅力と合わせて都市が抱える社会課題も有しているため、今後の街づくりを考える上で新しい試みを実証・実装できる無限のフィールドが広がっていると感じます。竹芝地区のコンテンツ産業の集積地形成を目的に設立された一般社団法人CiP協議会とも連携し、デジタル技術を活用した新しいビジネスの創出に取り組んでおり、今後もさまざまな構想を実現していきます。

浜松町駅と竹芝をつなぐ歩行者デッキの整備や、産官学連携でのエリアマネジメントなど、地域の活力を高める長期的な取り組みも進めています。私たちが見ているのは、70年後の街の姿。そのために地域資源を発掘し、育て、つながりを大切にしたいと思います。途絶えていた竹芝神輿も30年ぶりに復活させました。短期的な利益を追うのではなく、中長期目線で街の基盤をつくり、テクノロジーの力で未来のライフスタイルを生み出すスマートシティに取り組む。そんな世代を超えた街づくりを担う使命を、強く感じています。

INTERVIEW

デジタルコンテンツを活かし創造力が発揮できる環境に

一般社団法人CiP協議会 City & Tech委員会 委員長
石戸 奈々子 さま

AIやロボット、スマートモビリティ...。先端技術を集積させて私たちの夢を叶え、自己実現できる街。竹芝が、すべての人にとっての創造性を発揮できる街となるよう、City & Tech委員会は活動を続けています。ここ竹芝は、多彩なテクノロジーを都市空間へ社会実装していくための「都市版ラボ」。先端技術を世界に示すショーケースです。私は7年前から関わっていますが、いつも意欲的に提案を受け入れ、確実に実装につなげる東急不動産の皆さんは、心強いパートナーです。

オフィスタワー、レジデンスタワー合わせて約20万m2の床面積。
オフィスタワーには都立産業貿易センターも入居する。

INFORMATION

「東京ポートシティ竹芝」は、東急不動産と鹿島建設が共同で開発を手がける国家戦略特別区域計画の特定事業です。東京都が推進する「都市再生ステップアップ・プロジェクト」として、都有地を約70年の定期借地で借り受け、国際ビジネス拠点づくりを進めています。東京版Society 5.0「スマート東京」における先行的なモデルプロジェクトにも選定されました。

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