トップメ ッセージ

会社案内

トップメッセージ

会社案内

トップメッセージ

グループの全体最適を図り、
未来のライフスタイルを生み出す企業集団へ

まず、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でお亡くなりになられた方に謹んで哀悼の意を表するとともに、ご遺族の方には心よりお悔やみ申し上げます。

東急不動産ホールディングスグループは、価値を創造し続ける企業グループとして、ハコやモノの枠を超えて、ライフスタイルを創造・提案しています。持株会社である東急不動産ホールディングスのもと、東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブル、東急ハンズ、東急住宅リース、学生情報センターの主要6社を中心に、都市事業、住宅事業、管理事業、仲介事業、ウェルネス事業、ハンズ事業、次世代・関連事業の7つの事業を展開しています。

当社グループの原点は、1918年に渋沢栄一らによって設立された田園都市株式会社にあります。東京の都市化・人口流入が進み、住宅不足の時代に、英国発祥の「田園都市構想」を取り入れ、自然と都市の長所を併せ持つ田園調布を創造しました。以来、私たちは100年以上にわたり、彼らが掲げた高い志を「挑戦するDNA」として継承し、さまざまな社会課題の解決に取り組んできました。

近年、事業を取り巻く環境は複雑性を増し、将来の予測が困難で不確実な状態にあります。このような変化の激しい時代に持続的な成長を実現するため、私たちはグループの指針となる中長期経営計画「Value Frontier 2020 価値を創造し続ける企業グループへ」を策定し、2017年度からは、そのステージ2にあたる「中期経営計画2017-2020」を推進してきました。計画最終年度である2020年度は、「関与アセットの拡大」および「新たな需要の創出」という2つの基本方針を継続して、目標の確実な達成をめざすとともに、新たなステージを見据えて次期中期経営計画の策定に取り組みます。

今年度より私が東急不動産ホールディングス専任の社長となることで今まで以上に「経営と執行の分離」を明確にする体制とします。純粋持株会社としての当社の役割は、事業環境の変化に合わせ、中長期的な視点からグループ内の全体最適を常に図り続けることです。その上で業務執行を各事業会社に委ねます。事業会社での戦略実行の迅速化を図るとともに、事業会社間の枠を超えて事業を推進することで、当社グループが持つ事業ウィングの広さを真の強みに変えて行くのが、その狙いです。

足元に目を向けますと、新型コロナウイルスの感染拡大で日本をはじめ世界経済への影響を推し量ることは難しい状況で、私たちの事業へも多大な影響があることを想定しておく必要があります。ただ、バブル崩壊や東日本大震災、リーマンショックなど、大きな出来事の後に起きたようなパラダイムシフトが今回も起きると思います。その動きにAIやIoTといったデジタルトランスフォーメーション(DX)がもたらす変革が加わり、さらにそれらが少子高齢化、グローバリゼーションなどの変化にどのような影響を与え合うのか。そのような大きく変わる環境のなか、私たちは未来のライフスタイルを生み出していく企業集団として、力強くその存在感を示すことをめざします。

これからも創業の精神である「挑戦するDNA」を継承し、100社超、約3万人のグループ従業員とともに、絶え間ない価値創造を通じて、みなさまの期待に応え続けてまいります。

2020年4月
代表取締役社長
西川弘典

2020統合報告書 トップメッセージ