東急不動産株式会社 2010年3月期 第2四半期決算の概要  

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2010年3月期 第2四半期決算・通期業績予想

2010年3月期 セグメント別第2四半期実績・通期予想

2010年3月期 第2四半期末BS

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SPC投資実績 持分換算後BS合算(単体)

 次に、SPC投資の概要についてご説明いたします。
 この9月末のSPCへのエクイティー投資残高は、2,191億円、対前期末140億円減少いたしました。この2,191億円を通じて、92百億円の総資産を所有しており、ノンリコースローンは、67百億円となっております。
 総資産の内訳としては、9月末時点における稼動資産が、44百億円ございます。これらは、当社が安定収益として長期保有することを目的としており、都心立地で、且つ当社が開発した築浅の物件が中心となっております。
 なお、3月末から5百億円減少しておりますが、汐留ビルディングの一部等を売却したためです。
 一方、一時保有が3百億円ございます。これらは主にファンド等に売却する予定のブリッジ投資や、第三者への転売目的で取得したもので、稼動資産に比べると郊外・地方立地の商業施設などが多く含まれております。
 これらは、前年度において売却を進め、売却損41億円、評価損13億円、合計54億円の損失処理を実施し、資産3百億円まで減少しておりますが、今後も売却を進めていきたいと考えております。
 この上期においては、一時保有や地方物件等について損失処理を実施し、売却損17億円、評価損40億円、合計57億円を計上いたしました。また、下期においても、10億円の枠を設けることといたしました。
 また、大型案件として、銀座・神宮前・新宿タイムズスクエアが、38百億円、計画中の資産については、7百億円と、3月末から同水準となっております。