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次に、「分譲」セグメントについて、ご説明いたします。
第2四半期の実績は、売上402億円、対前期568億円の減収、営業損失は50億円、対前期176億円の減益となりました。
前第2四半期において、好況期に契約した利益率の高い大型マンションの引渡がありましたが、今期は、計上戸数が半減、粗利益率も大きく低下したため、大幅な減収減益となりました。前期に評価損を計上した物件が今期計上となりますので、販売状況は回復しているものの、残念ながら利益貢献しないものが増えております。
また、前期より、適切な価格対応により早期に在庫を処分し回転させることを方針としております。マンションの完成在庫は、3月末816戸から、9月末344戸と、大幅に減少させることが出来ました。なお、この第2四半期も価格の見直しにより、たな卸資産の評価損を別荘、マンションを中心に46億円計上いたしました。
下段の2010年3月期の予想につきましては、売上1,180億円、対前期390億円の減収、営業損失は110億円、対前期150億円の減益の計画といたしました。
マンションの計上戸数が減少、粗利益率の低下により減収減益となります。2010年3月期における評価損については当初マンションを中心として20億円を予定しておりましたが、上期において別荘を追加し、下期については、投資用のたな卸資産を中心として、38億円、通期84億円を見込んでおります。
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