東急不動産株式会社 2010年3月期 決算の概要  

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2010年3月期 決算・主要経営指標

2010年3月期 セグメント別実績

2010年3月期 期末BS

2011年3月期 業績予想

賃貸

分譲

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2010年3月期実績・2011年3月期通期予想

 セグメント別の概況です。最初に、「賃貸」セグメントについてご説明いたします。
 2010年3月期の実績は、売上1,349億円、対前期231億円の増収、営業利益は、500億円、対前期157億円の増益となりました。
 売上の内訳ですが、保有・借上では、保有ビルの売却や借上の解約等から減収、SPCのインカムでは、前期開業のビルの通期稼動が寄与したものの、売却などから減収、SPCの売却配当は汐留ビルディングの一部売却などにより、314億円を計上したため、大幅な増収となりました。
 営業利益では、SPCを通じて保有する地方のオフィスや商業施設を中心に損失処理を実施し
評価損87億円、売却損36億円、合計123億円を計上する一方、SPC売却配当の大幅な増加から増益となっております。
 営業利益で対前期157億円の増益を分解いたしますと、売却益のプラスが226億円、損失処理の増加で
マイナス69億の他、新規稼動がプラス30億、売却による逸失がマイナス40億、既存ビルの賃料減収による悪化マイナスが10億、費用減でプラス10億、SPC金利等良化などでプラス10億となります。
 下段の2011年3月期の予想につきましては、売上1,083億円、対前期266億円の減収、営業利益は
298億円、対前期202億円の減益の計画といたしました。
 営業利益の内訳としては、SPCの売却配当を50億円とし、264億円減益となる一方、SPCの損失処理は大幅に減少し、枠として15億円を組込み、108億円の増益、SPC、保有・借上を合わせて、既存の悪化15億円、開発案件の費用負担増加15億円、前期における売却による逸失16億円の減益を見込み、合計202億円の減益となる計画です。