東急不動産株式会社 2010年3月期 決算の概要  

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2010年3月期 決算・主要経営指標

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2010年3月期 期末BS

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2010年3月期 期末BS

 続いて、期末バランスシートの概要についてです。
 3月末の総資産は、前期末に対し、196億円増加し、1兆554億円となりました。
 資産の部において、たな卸資産やエクイティー投資が売却などにより減少。固定資産においては、戸塚東急プラザやシニア住宅など、新規投資469億円に加えて、渋谷東急プラザが買い戻ししたものとして会計処理され、減価償却132億円などによる減少を差し引き、443億円の増加となりました。
 渋谷東急プラザは当社がSPCに売却したもので、現在もSPCが所有しておりますが、10年3月期に匿名組合への追加出資を実施したことから、「特別目的会社を活用した不動産の流動化に係る譲渡人の会計処理に関する実務指針」(会計制度審議会報告第15号 2000年7月31日)に基づき、不動産の買い戻しを行ったものとして会計処理をすることとなり、その結果、当社単体に資産・負債とも計上することとなりました。
 負債の部では、有利子負債が前期末から19億円増加、予想からは11億円減少の4,789億円となりました。これには渋谷東急プラザの借入れ181億円を含んでおります。
 純資産では、自己資本が74億円増加の2,031億円となりました。
 また10年3月期末より開示することとなりました「賃貸等不動産の時価」については、期末簿価1,873億円に対して、時価評価額2,387億円となり、含み益は515億となりました。
 なお、連結していないSPCは対象としておりません。