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セグメント別の概況です。最初に、「賃貸」セグメントについてご説明いたします。
2011年3月期の実績は、売上1,401億円、対前期52億円の増収、営業利益597億円、対前期97億円の増益となりました。
売上の内訳ですが、「保有・借上」では、ＳＰＣから保有への区分変更があったこと等により増収、「ＳＰＣのインカム」では、前期実施したビル売却による減収やＳＰＣから保有への区分変更等から減収、「ＳＰＣのビル売却配当」は、ＳＰＣ8物件の売却等により増収、「子会社等」は、東急リロケーションの増収等により増収となりました。
営業利益、対前期97億円の増加の内訳ですが、ＳＰＣを通じて保有する資産の損失処理が、前期123億円に対して今期は16億円と減少し107億円の改善、ビル売却配当が、前期314億円に対して340億円と増加し26億円の改善、子会社等で13億円の改善となる一方で、ビル売却による逸失利益16億円、既存ビル悪化16億円、費用等の増加16億円となり、合計して97億円の増益となっております。
下段の2012年3月期の予想につきましては、売上1,269億円、対前期131億円の減収、営業利益は309億円、対前期287億円の減益の計画といたしました。
営業利益の増減内訳としては、ビル売却配当を見込まないことにより、対前期340億円の減益、ＳＰＣ連結による支払利息が営業外損益に計上されることにより、対前期109億円の増加、損失処理の計上を見込まないことにより、対前期16億円の改善、その他、既存悪化34億円等となり、合計して287億円の減益となります。
なお、2012年3月期は連結したＳＰＣを含む保有物件による売上を「保有」として表記しております。 |
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