東急不動産ホールディングス株式会社 2020年3⽉期 決算の概要  

TOP

表紙

注記

目次

業績の推移及び2021年3月期予算の考え方

2021年3月期における活動方針

2020年3月期決算 / 2021年3月期予算の概要

都市事業

住宅事業

管理事業

仲介事業

ウェルネス事業

ハンズ事業

次世代・関連事業

社会課題に対応する事業展開

自己資本・有利子負債の推移

サステナブル経営

グリーンボンドの発行

株主還元

参考資料

一括ダウンロード

決算短信等


前のページへ 次のページへ

業績の推移及び2021年3月期予算の考え方

最初に、業績の推移と2021年3月期業績予想の考え方についてご説明いたします。
資料の3頁をご覧ください。
 
こちらにリーマンショック以降の業績の推移をグラフでお示ししています。
リーマンショック後、営業利益は350億円に落ち込みましたが、その後、2013年10月のホールディングス化等を経て業績も順調に成長、財務基盤の強化も図ってまいりました。
 
2018年3月期にスタートした現中期経営計画は、昨年5月には最終年度である2021年3月期目標について上方修正を行うなど、堅調な事業環境にも支えられて順調に進捗し、2021年3月期目標としていた営業利益・当期純利益・D/Eレシオ・ROE・EPSなどいずれの指標も十分達成できるものと考えていました。
 
しかし、2020年3月期の第4四半期以降、新型コロナウイルスの感染拡大により、特にBtoCの事業を中心に大きな影響を受けることとなり、事業環境は激変いたしました。
 
2021年3月期業績予想については、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を合理的に見積ることが難しい状況にあり、未定とする選択肢もありましたが、第1四半期は当社グループの事業活動に大幅な制約が生じ、第2四半期以降徐々に回復することを想定し、営業利益500億、当期利益260億の予算といたしました。
 
今回想定した影響は広範囲にわたり、全てのセグメントに影響を織り込むこととなりました。当社グループはこれまで多様なアセットに関与し、多様なお客さまと接点があることを強みとしてまいりましたが、BtoCの事業が多い当社グループにとって、第1四半期を中心に非常に厳しい経営環境であるとの認識を持っております。