東急不動産株式会社 持株会社設立による経営統合について  

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持株会社体制への移行の目的

 5月10日に発表させていただきました鞄結}コミュニティー及び東急リバブル鰍ニの持株会社設立による経営統合についてご説明させていただきます。
 まず実施の目的ですが、事業環境変化に柔軟かつ迅速に対応し、これまで以上に「グループ総合力」が最大限発揮できる体制構築を行いたいと考え、今回純粋持株会社を設立することといたしました。
 これにより、現中計で掲げた財務基盤及びグループ経営基盤の強化を通じて「基盤整備フェーズ」から「成長フェーズ」へシフトしたいと考えております。
 具体的には図表に示したとおり3つのアプローチでグループ総合力の最大化を果たしてまいります。
 一つ目は「グループ経営基盤の革新による経営の機動性・効率性の向上」です。
 特に重複事業の再編やスタッフ機能などの統合により機動性、効率性を高めることや、経営資源の適正配分機能を持ち、グループ内の成長分野への効果的資源投下により成長加速を図ります。
 二つ目は「グループ内シナジーの拡大」です。お客様情報の共有化や各事業におけるバリューチェーン強化、さらには人材交流の活発化などに取り組みます。
 三つ目は「財務基盤強化による各事業の成長加速」です。
 財務基盤強化については、@少数株主利益を内部化し、期間利益の積上げを加速、A移転による自己資本の積上げ、が見込まれます。
 財務基盤強化により、今後の再開発や成長分野への積極的な資源配分を行い関与資産の拡大及び関連事業への収益貢献の極大化を図るとともに、管理業・仲介業における業界No.1のプレゼンスを確立いたします。
 また、グループ一体での新たな事業展開として、例えば海外事業や新規事業などにも積極的に取り組んでまいります。